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テニスのテレビ中継を3倍楽しむポイント

テレビでテニスの試合を観戦しているとき、試合の流れで混乱したり、
知らない用語だらけで、展開についていけなかった・・・
という経験はないでしょうか?

 

画面に表示されるスコアや英語の意味がわからなかったり、
試合の流れを把握していなければ、
「今はどちらの選手が優勢なのか?」どうかすらわかりません。

 

ここでは、ちょっと複雑なテニスのルールを誰でもやさしく理解できて、
テニスの試合を3倍楽しめるように、
試合観戦のうえで知っておきたいポイントをまとめました!

 

 

テニスの試合の流れを知ろう

テニスの試合は、ゲーム⇒セット⇒マッチ
の順番で大きくなる単位枠で構成されています。

 

テニスの試合の大まかな流れは、以下の通りです。

 

  1. どちらかの選手が、2ポイント以上の差をつけて

    4ポイントを先取すると、1ゲーム終了。

  2. どちらかの選手が、2ゲーム以上の差をつけて

    6ゲームを先取すると、1セット終了。

  3. 次のセットに移り、どちらかの選手が2セット(または3セット)

    を先取するまで、1〜2を繰り返す。

  4. どちらかの選手が2セット(または3セット)を先取したら、

    そのマッチ(試合)は終了。

 

ゲームの構成・単位について詳しくは、こちらで解説しています。

 

 

 

大会によってセット数が違う!

試合のセット数は、大会によって「3セットマッチ」
または「5セットマッチ」の形式で行われます。

 

3セットマッチとは?

テニスの国際試合で一般的に採用されている形式。
先に2セットを先取した選手が勝利する。
決着がつくまで、最大3セット行う。

 

例えば、大坂なおみ選手が世界1位を征したことで話題になった、
「全豪オープン(世界4大大会の内のひとつ)」は、
3セットマッチで行われました。

 

5セットマッチとは?

グランドスラムの男子シングルスなど、
一部の国際試合で採用されている形式。
先に3セットを先取した選手が勝利する。
決着がつくまで、最大5セット行う。

 

 

サーブ・レシーブの交代のタイミングは?

サーブとレシーブの役割を交代するのは、各ゲームの終わりのタイミングです。
一番最初のゲームでは、コインやラケットの裏表により、
どちらがサーバーになるかを決定します。

 

 

コートチェンジのタイミングは?

コートの位置による日光の当たり方や風向きの不平等をなくすため、
定期的にコートチェンジが行われます。

 

コートチェンジは、奇数ゲームの終わりごとに行います。
つまり、各セットの第1ゲーム、第3ゲーム、第5ゲームといった、
奇数回のゲームの終わりのタイミングです。

 

 

休憩のタイミングは?

試合中に休憩ができるのは、以下のタイミングです。

 

※()内は休憩できる時間

 

  • コートチェンジのとき(90秒間)
  • 1セットが終了した後(2分間)

 

 

テニスの得点カウント・判定の方法は?

テニスの試合中は、複数の審判員によって、得点のカウントや判定が行われます。

 

審判員の種類

コート上の審判員は、その役割によって以下の2種類が存在します。

 

チェアアンパイア

選手へのアナウンスや、スコアの集計・タイムの計測をするなど、
試合の全体的なマネジメントを行う審判員。

 

ラインアンパイア

コートのライン上で、ボールのイン・アウトを正確に判定する審判員。
線審とも呼ばれる。

 

ラインアンパイアは、判定を担当するラインの種類によって、
複数の線審に分かれます。

 

  • センターラインアンパイア
  • サイドラインアンパイア
  • ベースラインアンパイア
  • サービスラインアンパイア

 

コート上における各審判のポジションは、以下のようになります。

 

テニス ルール

 

 

その他、コート外で活躍する以下の審判員も存在します。

 

チーフアンパイア

審判員の統括や割り当てを行う、司令塔的な役割をする人。

 

レフェリー

試合のスケジュールを作成したり、試合結果を保存・公開するなど、
大会の運営全体に携わっている人。

 

 

審判のコール

試合中に得点のカウントをしたり、ボールや反則の判定を行う際には、
審判がコール(宣告)を行います。

 

例えば、ポイントのスコアが0-30なら「ラブ・サーティ」、
ボールがコートの外に出たら「アウト」というコールがされます。

 

試合中によく使われるコールを、以下にまとめました。

 

アウト ボールがコートの外でバウンドすること。
フォルト

サーブで失敗すること。
(サーブがサービスコートの外でバウンドするなど)

レット 主にサーブの際、ボールがネットに当たってから相手コートに入ること。
タッチネット ラケットや選手の服・体がネットに当たること。

 

 

得点をカウントする際のコールについては、こちらで詳しく説明しています。

 

ポイントのコール⇒ポイントとは?
ゲームのコール⇒ゲームとは?
セットのコール⇒セットとは?

 

 

テレビ観戦でよく出てくるテニス用語集

テニスの試合の中継では、英語表記のテニス用語や、特殊なスコア表示がよく出てきます。
これらの意味がわかると、試合が今どういう状況なのかがシッカリ把握できて、
観戦をもっと楽しめるようになります!

 

実際の試合の映像と一緒に、よく使われる英語表記が、どのような意味なのかを説明していきます。

 

 

DEUSE(デュース)

テニス ルール


出典:NHK 全豪オープンテニス決勝 大坂なおみVSクビトバ(2019)

 

 

スコアが「40対40(3ポイント対3ポイント)」で拮抗した状態。
どちらかが2ポイントの差をつけるまで、ゲームを続ける。
デュースから1ポイント差がつき、再びデュースになった場合は、DEUSE#2、#3とカウントする。

 

brakepoint(ブレイクポイント)

テニス ルール


出典:NHK 全豪オープンテニス決勝 大坂なおみVSクビトバ(2019)

 

ブレイクポイントをカウントする表示。
ブレイクポイントは、ブレイクのチャンスが続いている間は、2回、3回と数えることができる。
英語表示では、brakepoint♯2、brakepoint♯3とカウントされる。

 

AD(アドバンテージ)

デュースになった状態で、先に1ポイントを取ったほうには、「アドバンテージ」という意味の「AD」が表示される。

 

 

NET CLEARANCE(ネットクリアランス)

テニス ルール


出典:NHK 全豪オープンテニス決勝 大坂なおみVSクビトバ(2019)

 

ボールがネットを超える際、ボールとネットの間にどのくらいの距離があるかを指す。
ボールの回転数が少なく、直線的な軌道になるほど、この数値が低くなる。

 

AVG.SPEED(アペレージ・スピード) KM/H

テニス ルール


出典:NHK 全豪オープンテニス決勝 大坂なおみVSクビトバ(2019)

 

ボールの平均スピード(時速何キロメートルか)。

 

 

SET POINT(セットポイント)

テニス ルール


出典:NHK 全豪オープンテニス決勝 大坂なおみVSクビトバ(2019)

 

どちらかの選手があと1ポイントを取れば、そのゲームを獲得できるときに表示される。

 

TIEBREAK(タイブレーク)

テニス ルール


出典:NHK 全豪オープンテニス決勝 大坂なおみVSクビトバ(2019)

 

ゲームカウントが「5対5」になったとき、最低2ゲームの差がつくまで試合を続ける、というルールのこと。

 

CHAMPION SHIP POINT(チャンピオンシップポイント)

テニス ルール


出典:NHK 全豪オープンテニス決勝 大坂なおみVSクビトバ(2019)

 

どちらかの選手があと1ポイントを取れば、そのテニストーナメントで優勝できるときに表示される。

 

CHALLENGES REMAINING(チャレンジリメイニング)

テニス ルール


出典:NHK 全豪オープンテニス決勝 大坂なおみVSクビトバ(2019)

 

1セットに3回あるチャレンジ権のうち、あと何回残っているかを表す。
チャレンジ権の回数は、1セット終わるごとにリセットされる。

 

チャレンジ

テニス ルール


出典:NHK 全豪オープンテニス決勝 大坂なおみVSクビトバ(2019)

 

チャレンジとは、審判に判定のやり直しを求めること。
チャレンジの際は、以下のようなカメラ映像によって、ボールがインかアウトかどうかを正確に判定する。

 

テニス ルール


出典:NHK 全豪オープンテニス決勝 大坂なおみVSクビトバ(2019)

 

 

サマリー(集計表)の見方

テニス ルール


出典:NHK 全豪オープンテニス決勝 大坂なおみVSクビトバ(2019)

 

1ST SERVE(ファーストサーブ)

ファーストサービスがコートに入った確率のこと。

 

ACES(エース)

サーブ・リターンの際、相手にボールに触れさせないで入ったショット。

 

WINNERS(ウィナー)

ラリーの際、相手にボールに触れさせないで入ったショット。

 

DOUBLE FAULTS(ダブルフォルト)

2回まであるサーブ権のうち、2回ともサーブに失敗してしまうこと。

 

Unforced error(アンフォースト・エラー)

普通なら簡単に返せるボールを打つとき、自分が原因でミスをしてしまうこと。
例えば、球足の遅いボールを返すとき、自分から攻撃をしかけようとして力が入り、ミスをしたときはアンフォースト・エラーになる。

 

Forced error(フォースト・エラー)

相手が強力なショットを打ったことが原因で、自分がミスをしてしまうこと。
ドロップショットやアングルショットといった強力なショットの返球をミスしたら、フォースト・エラーになる。

 

POINTS WON (ポイント・ウォン)

ポイントの得点率を指す。
例えば、100ポイント中、50ポイントを獲得したら、得点率は50%になる。(POINTS WON 50%)

 

BREAK POINTS WON(ブレイクポイント・ウォン)

総獲得ポイントのうち、ブレイクで取ったポイントのこと。

 

NET POINTS WON(ネットポイント・ウォン)

総獲得ポイントのうち、ネットの前まで出てきて、ボレーで積極的に取ったポイントのこと。

 

TOTAL POINTS WON(トータルポイント・ウォン)

両選手が獲得したすべてのポイントのうち、選手それぞれが何%のポイントを取ったか、という数値を指す。

 



 

 

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