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コートの種類と特徴

ここでは、テニスで使用するコートとその種類、特徴について
説明していきたいと思います。

 

まず、テニスに使用されるコートの種類から見ていきましょう。
コートには大きく分けて次のような種類に分けることができます。

  • グラスコート
  • クレイコート(クレーコート)
  • ハードコート
  • オムニコート

※シングルス、ダブルスのコートの違いについてはこちら

 

グラスコート

テニス

 

まず、グラスコート。
これは天然の芝生を使ったコートで、多くの人がテニスのコートと聞いたとき
一番に思い浮かべるものだと思います。

 

別名、ローンコートとも呼ばれます。
綺麗な緑の芝生と黄色いボールのコントラストは、
いかにも優雅なテニスにピッタリですよね。

 

でも、実際のところ、このコートはあまり多くありません。
なぜなら手入れが非常に大変で維持するのにお金が掛かるからです。
なので、もしあなたがグラスコートでテニスをする機会に恵まれた時には
十分に堪能しておくことをお勧めします。

 

特徴

  • 球足がとても速い
  • バウンドが低い
  • 荒れやすいため、イレギュラーが多い
  • 滑りやすい

 

四大大会では、ウィンブルドン(全英)で使われているコートです。

 

ボールがバウンドしても、スピードが落ちにくいので、
サーブのスピードの速い選手が圧倒的に有利なコードです。
サービスエースが連発されるため、試合時間が短いのも特徴です。

 

日本人はサーブスピードが速い選手は少なく、
拾ってつなぐスタイルの選手が多いので、
基本的に日本人不利なコートです。

 

パワーのある欧米選手が、有利です。

 

クレイコート(クレーコート)

テニス

 

次はクレイコート。
こちらは芝生とは真逆で、赤土と粘土、砂を使ったコートです。

 

クレイコートはかなり多くあるので、
あなたも見た経験があるのではないでしょうか?
どうして多く利用されているかというと、
維持のしやすさと、
プレイヤーの足や腰への負担がもっとも少ないコートだからです。

 

特徴

  • 球足が遅い
  • バウンドの高さは普通
  • イレギュラーしやすい
  • 滑りやすい
  • 土なので、体への負担が少ない

 

四大大会では、フレンチオープン(全仏)で使われているコートです。

 

バウンドしたとき、土がボールの威力を吸収するため、
スピードが遅くなるのが特徴です。

 

グラスコートと違い、サーブの速い選手にとっては、
サービスエースが取りにくく、不利なコートです。

 

 

一方、拾ってつなぐストローク重視の選手には一番有利なコートです。
日本人などアジア人はストロークに強い選手が多いので、
チャンスのあるコートですね。

 

実際、錦織くんをコーチしたアジア人の「マイケル・チャン」は、
パワーがないにもかかわらず、粘って拾うスタイルで、
1989年、このフレンチオープンを制しました。

 

ハードコート

テニス

 

そして、ハードコート。
これは表面が硬質の素材で覆われているコートです。

 

イメージとしては、陸上競技のトラックの地面を思い浮かべてもらえれば
分かりやすいのではないでしょうか。

 

非常に丈夫なゴムのような素材のため、プレイヤーへの負担が大きく、
怪我をしやすいのも特徴なので注意してください。

 

特徴

  • 球足が速い
  • バウンドが高い
  • イレギュラーしにくい
  • 滑りにくい
  • 硬いので、体への負担が大きい

 

四大大会では、全米、全豪オープンで使われているコートです。

 

管理がしやすいため、四大大会に限らず、
他の大会でもよく使われているコートです。

 

グラスコートと違い、イレギュラーがしにくく、滑りやすくもないため、
ストローク重視の選手でも、ある程度戦えますが、
球足が速いため、やはりサーブの速い選手が有利なコートです。

 

オムニコート

テニス

 

最後はオムニコート(砂入り人工芝コート)。
オムニコートとは、正式名称ではなく通称ですが、
ここではオムニと表記させてもらいますね。

 

これは、人工芝を使用したコートです。
表面には非常に細かい砂粒が撒かれているのも特徴でしょう。

 

水はけも良く、管理もしやすいため、
雨の多い日本ではよく公式試合で使われます。

 

特徴

  • 球足が遅い
  • バウンドはやや低い
  • イレギュラーが少ない
  • 多少滑る
  • 体への負担は少ない

 

四大大会をはじめ、海外のメジャーな大会でも、
あまり採用されていないコートです。

 

しかも、メジャーな大会でよく採用されているハードコート、グラスコートなどと、
特徴がかなり異なるので、
「プロを目指すなら、あまりオムニコートに慣れない方がいい」
という意見も多いです。

 

 

まとめ

四大大会で使われるコートの特徴をまとめました。

 

 

グラスコート
(ウィンブルドン<英>)

クレイコート
(全仏)

ハードコート
(全米、全豪)

スピード とても速い 遅い 速い
バウンド 低い 普通 高い
滑り 滑りやすい 滑りやすい 滑らない
体の負担 小さい 小さい 大きい
有利・不利 サーブ重視の選手にとても有利 ストローク重視の選手にとても有利 サーブ重視の選手に有利

 

 

その他

また、その他に屋内コートと呼ばれるコートがありますが、
これは大雑把に言えばコートに屋根をつければどのコートでも屋内になるので、
どんな種類のコートかが厳密に決まっているわけではありません。

 

でも、室内でのテニスは強風や直射日光、
雨と言った気象状況に影響されないので、
屋外で行うテニスとは一味違った趣があるのも特徴です。

 

 

 



 

 

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